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レーシック、近視、乱視、遠視、斜視、弱視について説明しています。
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・遠視性弱視とは
私たちが日常で、近視なので視力が落ちてしまった、乱視があり視力が悪いと言って使う視力という言葉は正確には裸眼視力の事です。
裸眼視力は眼鏡やコンタクトを使用してないときの視力です。

一方近視で裸眼視力1.0の人でも眼鏡やコンタクトで矯正することにより通常は1.2くらいの視力になります。
この眼鏡やコンタクトをした時の視力を裸眼視力に対し矯正視力と言います。

弱視は眼に視力の低下を起こす病気が無いのに眼鏡やコンタクトをした場合でも1.0以上の視力にならない状態、つまり矯正視力が悪い状態の事を言います。
子供の眼の機能は産まれてから成長と共に発達して、10歳位でほとんど完成します。
10歳迄に外から眼に入ってきた映像が刺激となり視神経、脳、網膜が発達し物を見て認識する事がうまくなるのです。

ですから10歳迄の眼の成長期にちゃんとした映像が入らないと成長が不完全なままに終わってしまうのです。
近視の場合、それでも近い映像が入るので、まだ良いのですが、遠視のでは遠くの物も近くの物もぼやけてしまいます。
常に景色がぼんやりして見えていると、その映像が神経を通り脳まで達し、脳は回りのけしきはこんな感じなのだなと認識してしまいます。
そのまま成長してしまうと、脳にぼんやりとした映像を送る事しか出来なくなってしまうのです。

つまり視力が0.5の見えかたで10歳迄過ごしてしまうと、その後ずっと眼鏡をかけていても1.0の視力にはなれません。
これが遠視性弱視なのです。
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乱視は視力低下の原因で、乱視の目は人一倍見る努力が必要な為、放置してしまうと知らないうちに目を酷使し、眼精疲労になりがちです。
また、乱視は頭痛や疲労感、肩こりなどを引き起こす事もあります。
乱視を矯正するには、眼鏡、コンタクトレンズ、屈折矯正手術などがありますが、一番安全性が高く手軽なのは、眼鏡です。
眼鏡には、レンズが角膜に触れないので、衛生上の問題がまず無いという安心感があります。

乱視の矯正は、一つの方向のみを矯正する円柱レンズが使われます。
乱視は角膜の屈折力が揃っていない為焦点が合いません。
この為、一つの方向だけに屈折力を持っている円柱レンズを使って、角膜のカーブのきつい面から入ってくる光を調節します。
この円柱レンズとは、円柱を立てた状態で、縦方向へ垂直に切り取った形のレンズで凸、凹の円柱レンズがあります。

この円柱レンズと、球面レンズの組み合わせによって、様々な乱視に対応するのが一般的です。
ただし光学的には、ハードコンタクトレンズによる矯正と比べて、空間視の違和感があるという点では若干の不利があります。
ハッキリ見えるのだけれど違和感を感じる眼鏡、となってしまうこともあり得ます。
そういった点が問題点としてあるのも事実です。

しかし、それは高度な検査処方技術によってかなりカバー出来る範囲のものです。
眼の屈折異常には、乱視、遠視、近視の3種類がありますが、乱視はそれ単独で現れる事は少ないので、遠視や近視に付いて生じる事がほとんどと言えます。
つまり、近視や遠視を持っている眼は、いくら少なく見ても、その半分以上の目は矯正が必要、あるいは矯正が有効な程度の乱視を持っているのです。

乱視があると、物のぼやけ方が横方向と縦方向で違ってきます。
例えば、近視と乱視がある人が近視のみ矯正してある眼鏡を掛け、碁盤の様なマス目を見ると、縦線はハッキリしているが横線は少しぼやけているというような現象が生じることがあるのです。

逆に、近視だけの矯正をした眼鏡では物がすべてある方向にダブって見えるという事も起こります。
それはほとんどの場合で、乱視を正しく矯正することにより解消出来るのです。
必ず、自分の症状にあった眼鏡をかけることが大切です。

年をとった人の眼の調整力は赤ちゃんと比べると10分の1です。
眼の加齢による老眼は、歳をとることによって誰でも現れる症状なので、病気ではないと言えます。

外からの光がまっすぐ眼に届いて、水晶体と角膜で2回屈折して角膜にピントがあうのです。
遠くより届いた光は真っ直ぐなのですが、近い距離から届く光は平行ではないので拡散しながら目まで届きます。
眼は、このように近い距離からの拡散する光に対してでもピントを合わせています。
つまり、近くの物を見ているのです。
当然、真っ直ぐな光の時とおなじ屈折力では、網膜上にきちんとピントを合わせることが出来ないのです。

そこで、角膜の形を変える事は出来ないので、可変性のある水晶体を薄くしたり、厚くしたりしながら屈折力の調節をし、網膜上にピントをあわせているのです。

ところが、水晶体が調整をする力は年齢により変化しています。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんの場合では、ピントは非常に近接した10センチ程から無限にまであわせることが可能です。
それほど赤ちゃんは柔軟に水晶体の厚さを変えることが出来るのです。

眼がピントを合わせることの出来る幅の事を調整力という言葉で表します。
赤ちゃんの場合はおよそ20Dの調整力があるといわれています。
ところが、調整力はハタチ前後で10Dつまり半分にまで低下してしまいます。
さらに、50歳を過ぎたあたりの熟年層になると、3Dや2Dというとても低い数値まで落ちてしまうのです。

ハードコンタクトレンズの場合、隙間に涙が入り、ハードコンタクトレンズ装着時は縦と横のカーブが同じになって乱視が軽くなります。

しかし、ソフトコンタクトレンズの場合は、目の表面にとても薄いラップのようにピッタリとくっついてしまうので、いびつなカーブがそのまま残ってしまい乱視の矯正は出来ないのです。
より良い視力を出す為、乱視用のコンタクトレンズを使用した方がよいと思われる人は、全コンタクトレンズ使用者の中の約20%と言われています。
しかし現在乱視用の度が入ったコンタクトレンズを使っている方は3%以下です。
装用感の上で慣れるまでは乱視用コンタクトレンズは多少厚みを感じたり費用も若干高くなったりします。

しかし、乱視がある方が目の疲労を防ぎもっと良い視力を望むなら、積極的に乱視の度が入ったコンタクトレンズを一度挑戦してみるのも意味があると思われます。
通常のコンタクトレンズは目の中で回転してしまっても視力に関係はありませんが、乱視用コンタクトレンズではコンタクトの乱視の軸方向が目の乱視の軸方向と一致しなければ良い視力は出ませんので、目の中で回転しないようにコンタクトレンズの特定部分がいつでも下に来ているように設計されています。

この設計は各社の製品によりデザインに特徴があるので使う方に最も適したものが処方されます。
このようにコンタクトレンズは今後ますます色々な目的別に細分化された製品が発売されるようになると思われますが、自分の眼にはどのコンタクトが最も合っているのか、眼科医による検査を受け正しく決めてもらう事が重要です。

遠視とは、近視と逆に、網膜よりも後ろにピントが合ってしまう状態のことをいいます。
そのため、網膜に映る像がピンボケしてしまうのです。

遠視とは遠くを見る時に光が網膜の後で焦点を合わせてしまう状態のことです。
眼の屈折力が眼球の長さに対して弱いので網膜の上でピントがきちんと結べない状態を指していて、目が屈折力を高めようとする努力をしていないと、どこにもピントは合わないのです。
これは近視と逆に、「眼軸」が短いか、水晶体や角膜の屈折力が弱いということのどちらかの場合、または組み合わせにより起こります。

遠視の場合、遠くを見るよりも近くを見るときに先にピントが合わなくなるので、「老眼」とよく勘違いされがちですが、老眼とは全く違います。
遠視には、「軸性遠視」と「屈折性遠視」の2つがあります。

■屈折性遠視
屈折性遠視とは、眼軸がみじかいために起こってしまう遠視で、水晶体や角膜の屈折機能が弱いので、近くを見るときでも調節力が働きにくい状態の事です。 

■軸性遠視
軸性遠視とは、水晶体や角膜の屈折力が弱い事により起こる遠視で、眼球の長さが短過ぎる為起こるものです。 

遠視の状態が進むと、遠くを見るときも、近くを見るときもはっきり見えなくなります。
見えている場合でも眼が余計な努力をするのでとても疲れやすいため、眼精疲労になりやすいです。

視力がある程度良いときは、目はピントを合わせるために水晶体を厚くしようと努力をします。
そのため、疲れやすくなり、頭痛がする、読書などの細かい作業が長続きしない、集中力が無いなど症状がでます。

近視と同じ様に、遠視は屈折異常のひとつなのです。

近視は近い物は見えやすく、遠い物が見えにくいという症状です。
しかし、遠視の場合遠くは見えやすく、近くの物が見えにくいという症状ではありません。
遠視は、目の屈折力が弱いので、網膜上に正しくピントが結べない症状の事です。
若いうちには、目の屈折力が強いので、遠距離が良く見えるのです。 

しかし、年齢と共に目の屈折力が衰えていき、まず近くが見えにくくなってしまいます
そして、遠視症状が悪化していくと、遠くの物も見えにくくなります。

遠視がひどくなると、ピントを合わせるのに、必要以上に調整をしないとなりません。
そのために、非常に目が疲れやすくなり、頭痛や肩こりを伴う場合もあります。
さらには、落ち着きが無い、我慢が出来ない、飽きっぽくなったりするなどの症状も出ます。 

もし、上に記したような症状が出てくると、眼の視力が良い場合でも、メガネをかける事が必要になります。
普通、遠視は裸眼の時に視力が良いので、毎年学校などで行われる視力検査では、発見出来ないことが多いのです。

遠視とは近視以上に面倒な症状と言えます。
非常にやっかいな遠視なのですが、幼児の遠視の場合は特に気にする必要は無いのです。
子供の目はまだ成長している段階なので、眼球の長さもまだ充分に伸びていない可能性があるからです。

遠視になってしまう原因は、遺伝の要素がとても強いです。
もしも、遠視と思われる症状が出た場合は、医師に相談するのが良いでしょう。

近視・遠視・乱視というと、それだけで子どもの目に異常があると考えるお父さん、お母さんがいますが、これらの目は異常ではありません。
生理的な事の範囲であると考えられます。

ですので、あまり深く考えることはありません。
ただ、遠視は脳や目の発達の邪魔するため、子供の目では近視もですが、遠視にもさらなる注意をしなければなりません。
というのも、近視の場合遠くの物はよく見えませんが近くがよく見えるので、凹レンズの眼鏡をかければ、すぐに必要な視力を得ることができます。

しかし、遠視の場合は遠くの物も近くの物も網膜に像をきちんと結ばないために、そのままにすると脳にしっかりと信号が伝わらなくなる為、脳の中にある見た物を分析してくれる部分が十分発達しなくなることがあるためです。
その結果として、弱視や斜視になる事もあります。

弱視はとてもやっかいなトラブルで、眼鏡をかけていても視力は良くなりません。
三歳の子供が目にケガをして数週間のあいだ眼帯をしていただけで、その目が弱視になっていまい見る力が失われていた例もあります
子どもの目はとてもナイーブなのです。
子供の目の健康を守るためにも正しい知識が重要です。
 
お父さんやお母さんには、子供の目は大人のような完成された目ではないので、発達段階にあり非常にナイーブなものであるということを覚えておいて欲しいと思います。
様々な環境、精神的なものによる影響も受けやすいのが子供の目です。

人は外から入ってくる情報の約8割が目から入ってきます。
最近ではパソコンの長時間の利用で目を酷使したり、エアコンにより空気が乾燥していたり、目にとってはとても厳しい状況が続いています。
姿勢や環境、食生活などの見直しをして、いつまでも健康な目を保つことが大切です。

眼精疲労の原因は、全身の病気、精神的・肉体的過労などが主な原因となっています。
つまり、それらにより全身のバランスを失ってしまい、目にも体調不良の症状として眼精疲労という形であらわれます。

また、照明の具合や、見る物の動きや大きさなど環境因子も大いに関係しています。
普段読書をする場合、薄暗い場所で読書をすると、眼精疲労が起こりやすくなります。
また色では、グリーン系やイエロー系統の色が、目が疲れにくい色としてあげられていますが、その色の彩度と明度を一歩間違えてしまうと、かえって逆効果になってしまう事もあるので十分注意が必要です。
このように色には生理的な効果や、心理的な効果もあるので、色の調和・美しさなどといった要素も考えた方が良いでしょう。

その他に、目自体が原因となっている場合もあります。
代表的なものでは遠視・近視・斜位などによるものや、乱視などの屈折異常です。
この中では、乱視が一番眼精疲労を招くことが多くて、その次には遠視、次に近視という順になっています。

遠視の人の場合、40代のあたりから眼精疲労に悩まされてしまう事が多くなり、若いころにはあまり眼精疲労などの症状を感じることは少ないです。

レーシックは老眼・乱視・遠視には効果がないのでしょうか。
レーシックをはじめとした視力の矯正手術のほとんどは近視を対象としたものが大部分なので、老眼・乱視・遠視の場合はどうなのでしょうか。

日本人の場合、視力が悪いというのはイコール近視だということが圧倒的に多いので、レーシックは近視のケースの症例が多くなってしまうのです。
近視に比べると乱視・老眼・遠視の人が圧倒的に少ないので症例が少なくなっているのです。

では、レーシックは乱視や遠視、老眼に対応出来るのかどうかという所なのですが乱視と遠視の場合は矯正することが出来ますが、老眼の場合はレーシックにより治療することは出来ません。
老眼とはピントを合わせる為に厚さが変わる水晶体が柔軟性を失ってしまい、硬くなってしまう老化現象が問題のため、レーシックにより角膜の屈折方向を変えても意味がないのです。

レーシックは近視だけではなく使用しているエキシマレーザーの照射のパターンを変えることにより遠視矯正をすることも可能なのです。
乱視の場合も眼鏡やコンタクトでの矯正が可能なレベルのものならばレーシックでも十分矯正ができます。

ただ、レーシックでは矯正が可能である乱視・遠視の適応範囲があります。
遠視は5D位まで、乱視の場合は6D位が目安となります。
しかし、それだけでは治療の可否が決められないので、医院や、クリニックにて一度医師の診察を受けてみることをおすすめします。

3歳児検診では視力検査があります。
この検診で、遠視や乱視、視力に異常が認められた場合、メガネやコンタクトレンズでの矯正が必要になります。
 
■症状
顔を斜めにしてみる、転び易い、眼つきがおかしい、動作や目つきがおかしいなどです。

■原因
近視:目に入ってきた光が、網膜の手前に像を結んでしまい
近くはよく見えますが、遠くはぼやけて見えます。

遠視:光が網膜よりも後ろに像を結んでしまったので遠くも、近くもピントがずれて見えます。

乱視:水晶体や角膜の歪みから、光の方向により屈折が異なって、像がぼやけて見えたり2重に見えたりする。

■対処法
きちんと眼科を受診して視力検査を受けましょう。
矯正の為にメガネを作って、寝るとき以外は常にかけて生活しましょう。

子供がメガネに慣れないうちは、壊したり、嫌がったりするもの。
子供用眼鏡は、とても高価な買い物です、使い方や、気をつける事をじっくりと子供に説明しましょう。

あとは、本人はもちろんですが、幼稚園や保育園の先生やお友達などにも気をつけてもらいましょう。
特に本人以外が壊してしまうトラブルもあるので、先生へのお話をしておきましょう。
また、メガネをかけている子は、遊びの中で転んだりして、ケガに結びつく事が心配されるので、充分気をつけましょう。
メガネの他に子ども用のコンタクトレンズもあるようですが、怖がってしまう場合があり親にも子供にも負担となってしまう事もあります。
TV、ゲームの見過ぎに気をつけ、暗い所で眼を使わないなどして子供の視力を守りましょう。

遠視は子供に多い眼の病気として、遠視の子供を持つ親には、遠視の治療に悩んでいる方もたくさん居ます。

遠視は成長に伴い、改善されるのですが、遠視が強度の場合は、放置してしまうと弱視や斜視の原因になります。
遠視の治療は、矯正トレーニングや眼鏡などの他に、「レーシック」や「イントラレーシック」などの手術でも、裸眼の視力を治療する事が出来るようになりました。

遠視については、遠くの物が良く見えて、近くの物が見えないなど、誤解している場合が多いのです。
遠視は、遠い近いに関係はなく焦点が合っていない状態の事をいいます。
遠視は、幼児に多いですが、成長に伴い徐々に改善されるか、近視の方になっていきます。

遠視は遺伝的要素が強いのですが、個人差が激しくて、遠視が強い場合は、「イントラレーシック」など手術を含める治療が必要なのです。

遠視治療として、「レーシック」という、矯正手術が近年では注目されています。
「レーシック手術」は、普通のレーシック手術と、イントラレーシック手術に分けられています。
イントラレーシックとレーシックの違いは、レーシックは角膜を切開するときに金属製の刃を使って、イントラレーシックの場合はレーザーを使います。

イントラレーシック手術は、レーシック手術において大きい関門の角膜切開を、レーザーにより行い、施術の精度を上げる事により成果をあげています。
さらに細部を改良することにより、精度を高めて、簡便で短時間にすむ手術が可能となり、遠視治療の福音になることでしょう。

近視と遠視とではどちらの方が良いと思いますか?

一般的に遠視とは眼がよくて、近視は眼が悪いと思っている人がたくさんいると思いますが、実は逆なのです。
近視も遠視も屈折に異常があります。

正常な眼の人の事は正視と言います。
正視の場合、普段は遠くに焦点があるので、近くの物を見る時に調節力を働かせピントを近くに近づけます。
近視の人の焦点は遠くではなく最初から近い場所にあります。
どれくらい近くにあるのかは近視の度合により違います。
その焦点よりも近い所にはピントが自由に合うのですが、反対に焦点よりも遠い場所はどんなに頑張ってもピントが合いません。
遠くの物をはっきりと見るにはメガネが必要になります。

これに対して遠視の人の焦点は、実は何所にもないのです。
理論上では無限遠よりもさらにずっと遠くにあります。
ピントを合わせる調節をすれば遠くが見えます、そしてもっと頑張れば近くの物も見えます。
このように遠視の場合では近くも遠くも一応見えるのですが、いつも調整力を働かせていなければならないので、目が疲れやすいのです。

目が疲れた事により、頭痛や肩こりが起きることがよくあります。
学校でいつも落ち着きがない子供は実は遠視が落ち着きのない原因のこともよくあるのです。

また幼児の場合では、遠視が原因により斜視や弱視になってしまうこともあります。
以上のことより遠視の場合、視力が良いときでも絶対にメガネをかける必要があります。
しかし近視の場合では、その人に応じてメガネはかけなくてもかけてもよいのです。

遠視は、近視と逆に焦点が網膜より後にある状態の事を言います。
ですので、遠視の人は遠くの物を見る場合でも水晶体を厚く調節してピントを合わせる必要があります。

正視である人は焦点が網膜上にあるため普通の状態で遠くの物が見えて、これが理想的な目です。
遠視の目の人が近くの物を見る時は、水晶体をさらに厚くする必要があり正視の人に比べ非常に疲れやすい目だと言えます。

老眼とは焦点の位置は関係ありません、水晶体を調節する毛様体筋がおとろえた状態か水晶体自体の弾力性が少なくなってしまった状態です。
加齢によって毛様体の筋肉が衰えてしまい水晶体を厚くする事が出来なくなると、ピントが近くに合わなくなります。

近視の人の場合でも老眼になります。
近視の人がメガネやコンタクトを付けた状態でも近くの物が見えづらければ立派な老眼なのです。
ただメガネを外せば、水晶体を厚くしなくてもピントが近くに合うのが近視なので、自分が老眼であると自覚出来ていない人も多いかもしれません。

近視であり老眼でもある人もとても多いと思います。
遠近両用レンズというものがありますが、これは近視で老眼である人の為にレンズの上の方が近視用、下の方は度数を下げ近くの物を見やすくした物です。

近くの物を見る機会が多く近視になるとすれば、近視の人の場合は毛様体が鍛えられて老眼になりづらそうに思えますが、実際にはなってしまうのです。
近視は眼球が変化することによって、毛様体が鍛えられ過ぎて近視になるという訳ではないのです。

遠視の場合、眼の外から入ってきた光の線が網膜よりも後ろに焦点を結んでしまうため、ぼやけて見えてしまうのです。
この場合、近くの物程ぼやけて見えています。
ですが、メガネやコンタクトレンズで眼の焦点位置を前へずらすことにより、はっきりと見る事が出来ます。

遠視の場合は物を見る時、常に目でピントを合わせなければならないので疲れやすくなります。
程度が軽い遠視の場合には、無意識のうちにピント合わせを行って、見えにくいとは感じない場合もあります。
しかし、目のピント合わせの力は年令を重ねるごとに弱くなってきてしまうので、40歳頃になると見えにくいと自覚するようになってきます。

遠視の程度が強い場合は、若い場合でも疲れや見えにくさを感じます。
幼児の場合では遠視の程度により斜視・弱視になることもあるので、注意が必要です。

現在、手術以外で遠視を治す方法は見つかっていません。
そのうえ、決定的な予防法も無いのです。
疲れや、見えにくさを感じるようならば、メガネやコンタクトレンズを使用して矯正するのが唯一ある方法です。
遠視の場合、常にメガネやコンタクトレンズを使用しますが、遠視の程度、生活環境により使い方が変わってくることもあります。

また、幼児には調節力があるため、遠視の場合でも見かけ上での度数と本当の度数とで差が生じやすくなります。
そのため、中学生くらいまでの子供は、調節力を麻痺させる点眼薬を使用し、視力検査や度数を測る検査を行う必要があります。
見えているからといってすぐに眼鏡を作るってしまうと、適切な度数の眼鏡にならないことも少なくありません。

眼は近くの物を見る時、網膜上にきちんと焦点を合わせる為、目の中にある筋肉を働かせて水晶体の屈折を強くするという機能を持っています。
この事を調節力といいます。

調節力は子供の時に豊富に持っていて、その後は年齢と共に徐々に減少していきます。
正視の場合、遠くの物を見ているときにはほとんど調節力働いておらず、近くの物を見る時だけに使っています。

遠視の人は遠くの物を見ている時にも、調節力を働かせない状態では網膜の後で焦点を結んでしまうので、
本来近くの物を見る時にしか使わない調整力を自動的に働かせて、遠視を補正しようとします。
いってみれば、いつでも目の筋肉を働かせている状態の為、眼精疲労の原因になります。
また、遠視の人の場合頭痛や肩こり、光の眩しさを訴える場合が多いです。

屈折補正とは、調節力を働かせていない状態で遠くの方が明視出来る度数の凸レンズで行われます。
一般的にはメガネやコンタクトを使用します。
遠視の目は長期間常に調節力を使用する状態にあったことが多くて、調節する事が癖になっていて、調節力を使用しない状態になりづらいです。
そのため、遠視が潜伏しやすいので測定には注意が必要になります。

調節力を働かせない状態にするのには、絶対に強すぎる凸レンズをテストフレームに入れ装着し、視力が0.1位の近視の状態で少し目を休めたあと測定する方法がとられています。
毛様体筋の緊張が解けにくいので、雲霧法等で測定しても検査をするたび度数が大きく変わってしまい、遠視の度合が解りにくい場合には、処方する度数の手掛かりを得る手段とし、眼の中の筋肉をマヒさせる薬を使用して、他覚検査により度数を調べる方法もあります。

「近視とは」
目の調節を休めている状態の時、遠くから目に入った光が網膜よりも手前に、像を結んでしまう状態の事を言います。
この場合、ぼやけた像が網膜にうつるために、遠くの物がハッキリと見えません。
また、調節力を働かせていてもピントが手前に移動してしまい、より遠くの物が見えなくなってしまいます。
近視には、眼軸が長い事が原因の軸性近視と、角膜や水晶体などの屈折力が強い事が原因の屈折性近視があります。

「遠視とは」
近視とは逆で、遠くからの映像や光が網膜よりも後ろで焦点を結ぶ為、後方でピントが合わず、遠くの物も近くの物もぼんやりと見えます。
遠視の場合では、近くの物を見る時も遠くの物を見る時も常にピントを合わせなければ、ハッキリと見ることが出来ない為、目が疲れやすくなります。
遠視には、眼球の奥行きが短い為に起こる軸性遠視と、角膜や水晶体の屈折力が弱い為起こる屈折性遠視があります。

「乱視とは」
乱視とは、角膜の表面が歪んでいる為、光が通る位置によりピントが合う位置が1ヶ所に定まっていない為、ズレている状態を言います。
物が二重に見えたり、ぼやけて見えたり、眼精疲労の原因になる事もあります。
乱視には、屈折の歪みが横方向と縦方向で規則的な正乱視と不規則な不正乱視の二つがあります。

「老眼とは」
老化現象の一つで、眼の調節力が衰える事により自分の目のピントの合う範囲が狭くなる現象の事を言います。
老眼は、誰にでも起こる現象で、屈折異常のある人も正視の人も年を取るとともに老眼になります。
老眼と遠視は、混同されやすい様ですが、全く別のもので網膜よりも後ろに焦点があるという点は同じですが老眼は目の機能、遠視は目の構造が原因となっています。

乱視とは 簡単に言えば目の歪みの事です。

ラグビーボールは円ではなく楕円形をしています。
そんなには歪んではいませんがイメージとして捉えて下さい。 

倒乱視か直乱視か?
自分が倒乱視なのか直乱視なのかは実はとても重要な事なのです。
なぜなら直乱視はある程度は無視しても大丈夫な乱視なのですが、倒乱視の方は頭痛や肩こり等の影響が出やすい乱視だからなのです。

もし手元に眼鏡やコンタクトの度数のデータが書かれた物があれば次の点を確認して見て下さい。
CもしくはCylと書かれた
右側横にマイナスの表記で数字が書かれていると思います。

次にAXまたはAXISと書かれた右側横に180°や90°などと書いてありますね
これが乱視軸と言って、倒乱視か直乱視の目安になります。

180°よりプラスマイナス20°までのズレが直乱視です。
90°よりプラスマイナス20°のズレは倒乱視です。
それ以外のズレの場合は斜乱視といいます。

例えるとあなたのAXに「165°」と書いてあったという場合は直乱視。
「70°」と書かれていたという場合は倒乱視と言う事になります。

ただし、注意しなくてはならない点としてあなたが持っているデータは完全矯正値から眼鏡やコンタクト用に
補正したデータになるので、絶対値ではないのです。

例えば、正確なデータの場合では170°でも処方される値は180°となっているのが普通です。
眼鏡の処方が170°になっているのにコンタクトの処方が180°になっているのはおかしいのでは?と思わないで下さい。

何が乱れているのが乱視なのでしょうか。
乱視は主に角膜の歪みによって生じます。

本来丸いはずの角膜ですが、乱視の場合は上下左右の比率が変わってしまうので、横方向と縦方向で焦点の合う場所が違っています。

正常な眼の場合でも通常、上下から圧力が加わっていますので、屈折力が縦方向では強く、手前で焦点が結ばれる近視ぎみになり、カーブが縦方向では弱く奥で焦点が結ばれてしまう遠視ぎみになりがちです。

つまり人は誰でも乱視になるうる要素を持っているのです。
それを予知していたのか、屈折力が縦方向に強く出る場合、人の脳内には、それを修正する為のプログラムが備わっています。

しかし極度に酷くなってしまった場合や、屈折力が横方向に強く出る場合には、メガネで矯正します。
横・縦のメガネレンズの厚みを変えて、歪みに合った修正をします。
また、角膜ではなく、水晶体の歪みや、目の表面に凸凹がある為の乱視もありますが、これらは非常に珍しいタイプです。 

では、近視の人は老眼になりにくいのでしょうか?  
よく、近視の人は老眼にはならないけど、遠視の人はなりやすい、と言いますが、それは本当でしょうか。
老眼とは、レンズの役目をしている水晶体をスムーズに厚く調節する事が難しくなってしまう症状の事です。
屈折性の近視の場合、水晶体がいつも厚くなっている事が多いので、近くを見るのは得意な目です。
したがって、近視の人が老眼になっても、近距離であればメガネをかけなくても見る事が出来ます。

乱視とは、角膜の歪みにより起こる現象で、物を見るのにピントが合わず、ぼやけて見えてしまいます。

乱視・遠視・近視はいずれも屈折異常ですが、屈折異常の中で乱視を持っている人の割合は思ったよりも多く、約1/3を占めています。

人間の角膜は綺麗な円形ではなく、横方向に少し長く楕円を描いています。
この楕円の状態が大きい場合は乱視となります。
楕円の状態が大きいという事は、横方向と縦方向にズレが生じてしまうという事になり、一つの目にまるで違う度数のレンズが二つあるようなものです。
この事を「正乱視と」言い、視力に影響を与える事になります。

もう一つ「不正乱視」と呼ばれる乱視があります。
この不正乱視は、角膜表面が凸凹になっていて、物を見ると波打った様な状態に見えてしまいます。
不正乱視は、眼鏡での矯正が出来ず、ハードコンタクトレンズを使用するのですが、ハードコンタクトレンズでも矯正が不可能な場合があるのです。

目の調整力のある若い時では、調整力により遠くが良く見えるという事があります。
しかし、歳を取って調整力が衰え始めると、遠くもぼやけて見えるようになります。

遠視で問題になるのは、ピントを合わせようとする為、肩こりや眼精疲労の原因になってしまうということや、子供の場合では弱視になる危険性があるということです。
子供の場合視力が低下したという意識が薄い為、大人が異変に気付いてあげることが必要です。

そして、早めに眼科を受診し眼科医の診察、指導のもと適切な矯正をすることが大切です。

乱視の原因として、水晶体が原因になった場合もあるのですが、ほとんどの場合、角膜が原因となっているのです。

正常な人は、角膜は縦方向も横方向もだいたい同じ様にカーブしていますが、乱視の人はカーブしている度合いが、縦方向と横方向で異なっています。
その為、縦方向と横方向で屈折力に差が生まれ、眼底にきちんとした像を結ぶことが出来ないのです。

一般的に、乱視はあまり変化をすることは無く、軽い場合は近視と同じ様に眼鏡で矯正出来ますので、とくに心配する必要はありません。

しかし、乱視が強い場合は眼鏡では物がゆがんで見えてしまう為、ハードコンタクトレンズを装着します。
現在、乱視に対応したソフトコンタクトレンズも売られているので、ハードレンズが苦手な方でも、無理なく矯正をする事ができます。
 
【乱視の種類 】
不正乱視と正乱視に大別されます。

■不正乱視
角膜表面が凸凹な状態のものを言います。
角膜の疾患が原因で、後天的に不正乱視になってしまう場合もあります。
不正乱視の場合、乱視の矯正において使用される円柱レンズでは矯正する事が出来ないので、コンタクトにより矯正しますが、完全には矯正できない場合もあります

乱視とは目の屈折面が球面をなしていない為に、外からの平行光線が一点に結像しない目の屈折状態の事を言います。

■正乱視
目の表面のカーブが、一つの方向で最も強く、これと90°の方向がもっとも弱く、その間がなだらかに変化している物を正乱視と言います。
ハードコンタクトだけではなく、メガネや乱視用のソフトコンタクでも矯正ができます。

正乱視に分類される物は以下の3種類です。

・直乱視
正乱視の強く主な径線が垂直な方向の物を「直乱視」と言います。
正乱視の90%程度をこの、直乱視が占めています。
 
・倒乱視
正乱視の強く主な径線が水平方向のものを「倒乱視」と言います。

・斜乱視
まれに強く主な径線が斜めの方向の場合がありますが、これを「斜乱視」と言います。

■乱視
物がダブって見えたり、部分的に歪んで見えたりする状態が乱視です。
乱視の原因は、水晶体や角膜の歪みが原因です。
眼の中に入ってきた光が異なった場所で同時に複数の焦点を結んでしまう事から生じます。

水晶体や角膜は経過とともに微妙な歪みや凹凸ができてしまいます。
多少の歪みは問題ありませんが、歪みの程度が酷くなってくると、映像が歪んだりダブったりしてきます。

乱視は、「正乱視」と「不整乱視」の二つに分けられます。
正乱視は角膜の形が歪んでいる為に起こります。
歪んでいる方向により、「正乱視」、「倒乱視」、「斜乱視」があり、
正乱視は普通なら円を描く角膜が、横方向に長い楕円形に形を変えたものです。
矯正もそれほど難しくありませんが、倒乱視は、矯正が難しい乱視です。
斜乱視となると、矯正もかなり困難になってきます。

不正乱視は、角膜表面が凹凸になっている為に光が乱反射してしまい、映像が歪んだりダブったりして見える乱視です。

■老眼
老眼を遠視の一種と勘違いされる事がよくありますが、これは間違いです。
老眼は老化現象の一つで、年を取るにつれ、水晶体の調整力が低下する為に起こります。
若い時は水晶体に弾力性があるので、眼の調整力が十分に働いて、近くも遠くもハッキリ見えます。

しかし、年を取るにつれ、水晶体の弾力性がなくなり、近くを見た時に、毛様体筋が縮んでも水晶体を厚くする事が出来なくなります。
そのため、ピントが合わなくなり、近くの物がハッキリ見えなくなります。

「手術やレーザー治療による乱視治療」

メガネやコンタクトレンズを装着するのに向かないスポーツなどを行う場合や、コンタクトレンズを装着するのに体質的な理由などで無理がある場合は、レーザー治療や手術によって乱視を治療する事ができます。

レーザー治療により乱視はもちろんの事遠視、近視も治療する事が出来、世界的にも大変多くの方が視力回復に成功しているようです。
レーザーにより角膜を薄く削り火傷をすることも無く、コンピューター制御による高精度なレーザー治療で角膜の形状を整える手術です。
日本においてもレーザーにより乱視治療を受ける人は年々増加しているそうです。

これらの方法は、専門の眼科医の診断により手術の適正かどうかをきちんと判断してもらうことが大前提になります。

「レーシックによる乱視治療」
乱視治療の為にレーシックによる手術を行う方が増えているそうです。
世界的に見ても乱視治療で成功している治療法です。
日本でレーシックという言葉はあまり馴染みが無いかもしれないですが、安全性の高い手術という事でレーシックを受ける方は毎年増えてきています。

レーシックの特徴は、手術時間がとても短く、ほとんど痛みが無い事、そして入院の必要が無いという事です。
料金については各クリニックや眼科により変わってくるので、直接問い合わせて見るのが良い思います。
メガネやコンタクトが面倒だという人は、レーシックによる乱視の治療を検討してみるのも良いでしょう。

レーシックを受けたことのある有名人について紹介したいと思います。

レーシックを受けたことがある芸能人はとても多いといわれています。
まず神戸クリニックというレーシックを行っているクリニックでは、歌手の倖田來未さん、タレントの陣内智則さん、タレントの乙葉さんやタレントのデビット伊東さん、俳優の山崎裕太さんなども神戸クリニックでレーシックの治療を受けています。

そして南青山アイクリニックでは、タレントの清水圭さん、プロゴルファーの中島選手、友利選手、芹澤選手がレーシックの治療を受けています。

そして神奈川クリニック眼科でのレーシックの治療ではアテネオリンピックのテコンドーの日本代表選手でもある岡本依子選手やプロゴルファーの片山真里選手などもレーシックの治療を受けています。

品川近視クリニックでのレーシックの治療では格闘家でタレントの角田信明さんやプログルファーの谷口選手、平塚選手なども受けています。

東京八重洲クリニックではメジャーリーガーの松坂大輔選手も受けていますし、俳優の松方弘樹さんもレーシックの治療を受けています。
プロゴルファーで有名なタイガーウッズさんは1999年の10月にアメリカでレーシックの治療を受けています。

「角膜乱視」は、後天性と先天性の2つに分かれます。

先天性の角膜乱視の原因において考えられる事は、母親のお腹の中に居る胎児の状態と出産時の対処による場合に分けられるのです。

後天性の角膜乱視の原因において考えられる事で、最も多い事は目を細める事により眼球へかかる圧迫と逆さ睫毛です。
近視の初期に、遠くを無理に見ようとして、目を細めたりすると、目の周りの筋肉によって、角膜が押し潰されて、変形してしまいます。
無意識に目を細める人が多いですが、角膜乱視を予防する為にも、目を細めることは絶対に避けたいです。
新生児や、乳幼児の、肥満により、角膜乱視が起きることも多いので、早期発見の早期治療が重要です。

「水晶体乱視」とは、水晶体が一定の方向に歪んでしまい、元に戻らなくなってしまった状態の事です。
その原因としては、先天的な物と後天的な物の場合に分かれます。

先天的な場合の原因としては、生まれつき水晶体と角膜に乱視を持っていて、互いに乱視を打ち消し合っている場合です。
遺伝的に、形状が決まっている為に無理やり取り除こうとしてしまうとバランスを崩してしまうことがあるので、
コンタクトの場合はソフトレンズを用います。

後天的な場合の原因としては、偏った目の使い方により、水晶体がゆがんでしまう状態です。
例えば、長時間パソコン画面などを見ていると、水晶体が下に引っ張られ元に戻らなる状態などです。
常に目を動かしたりして、ゆがまないようにしましょう。

乱視は「正乱視」「不正乱視」の2種類に分類出来ます。

■「正乱視」
一般的に乱視と言えば、この正乱視の事を指します。
 正乱視とは、主に角膜の表面が湾曲していて、焦点が一点に集まらない目ということになります。

しかしこの説明だけではイメージが浮かんで来ませんね。
一言で言うとラグビーボールのような角膜の表面を持っている目であり、その為に直交する2つの方向で屈折力が違う目です。
ソフトコンタクトレンズを上下から押すと、上下は押し潰されてカーブがきつくなり、逆に横方向のカーブは緩くなります。
丁度ラグビーボールを横に置いた時の様なレンズ表面になります。
正乱視は、このような角膜表面を持った目と言えます。

■乱視の屈折状況
こんなラグビーボールの様なレンズを通った光は一点に焦点を結ぶ事が出来ません。
横方向と縦方向でレンズの屈折力が違うので、ピントの合う距離が一致しないからです。

■「不正乱視」
正乱視の角膜表面が、曲がっているにしても、とにかくなめらかであるのに対して、不正乱視の角膜表面は何らかの原因により不規則な凹凸がある目です。
病的、あるいは外傷などを原因としています。
この場合、その凸凹に合わせたレンズを作るという事は出来ません。

しかし、コンタクトレンズ、とくにハードコンタクトレンズを着ける事で、レンズと角膜凸凹の間を涙がふさぐので、
結果的には綺麗に矯正されている場合があります。

目は体の大切な一部です。
目の病気によって、目のかすみや眼精疲労、肩こりといった症状があらわれますし、何と言っても日常生活に不便をきたしてしまいます。
ですから早期発見、早期治療が大切ですので、おかしいなと思う事があればすぐに眼科医に診察してもらいましょう。

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